当院における新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について【第2報】

2020/12/17

 令和2年12月14日、当院に入院中の患者さん2名及び病棟に勤務する看護師1名が、その後、看護師1名、医療技術職1名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが判明しました。

 なお対象となる病室や関係各所については既に消毒を終えており、外来及び人間ドック等の検診についても感染の影響はありませんのでご安心ください。

 しかしながら、複数の医療スタッフが健康観察の為自宅待機となることから、新規入院患者の一部受入れの停止、不急手術の延期等の措置を講じ診療を継続しております。

 今般、発熱のない患者さんが当院に入館後、体調を崩され緊急入院となり、その後発熱等の症状を呈し、後日、新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明しました。この間、当該患者さんと同室に入院されていた患者さん及び接触した看護師等の医療スタッフに陽性の反応が出たものです。なお当該医療スタッフは、既に1211日より自宅待機を指示しており、現在も自宅待機中となっております。

 既にこれらの感染者に加え、濃厚接触あるいは直接接触のあった患者さん及び医療スタッフを洗い出し、連絡を取ったうえでPCR検査等を行うなど、入院されている患者さん及び医療スタッフの健康観察を強化しています。

 当院を利用されています患者さん及び近隣クリニック等の皆さまには、ご心配とご迷惑をお掛けすることになり、誠に申し訳ございません。

 なお、当院医療スタッフの健康観察が終了し、陰性が確認され次第、順次医療機能を回復していく予定としております。

 引き続き、感染管理を更に徹底しつつ西宮市保健所の指示の下、適切かつ慎重に対応する所存ですのでご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

令和2年12月17日

西宮市立中央病院 院長 池 田 聡 之

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