初期臨床研修医クルズス・特別プログラムとして、William Vance教授と神田房枝先生を招聘しました
H30年9月25日(火)~26日(水)の2日間にわたり、毎年恒例となった、初期臨床研修医向けの特別研修を開催しました。
講師には、英語コミュニケーション指導者として世界的に活躍されている米・イェール大学・William Vance教授と、外資系コンサルタント会社で勤務し、著者・翻訳者・監訳者としても活躍されている神田 房枝先生の両名をお招きしました。
研修内容として、神田先生からは絵画の鑑賞を通じて、描かれた事物の細部を見つめ、得られた発見について各自が発表し、全体の意味を読み解いていくというコミュニケーショントレーニングを行っていただきました。
Vance先生からは、オーディエンスの心を掴み、理解を促すためのコミュニケーショントレーニングとして、研修医個々人の英語による症例発表を通じ、映像での記録と振り返り、音域の可視化、ネイティブにおける英単語の厳密なニュアンスの違いと使い分けなど、多角的かつ専門的な見地での指導を行なっていただきました。
この取組みは平成22年から継続して実施しており、当院の初期臨床研修医育成プログラムの中でも特に重要で個性的なコンテンツとなっております。
◆初期臨床研修医向けの当院研修プログラム等については、『初期臨床研修医ページ [http://www.hospital-nishinomiya.jp/recruit/ski.html]』をご覧ください。
- - - - -【Dr. William Vance 略歴】- - - - -
言語学博士。シカゴ大学卒業後、イェール大学大学院にて言語学博士号所得。現在イェール大学ビジネススクールコミュニケーションディレクターとして、ビジネスコミュニケーション、比較言語学等の教鞭をとる他、フォーチュン500社、研究機関、国際機関のクライアントに成功に導く英語コミュニケーションを指導している。
著書には「ドクター・ヴァンスの英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法」「ドクター・ヴァンスのビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100」など、日本語の本も出版。
(ご本人公式サイトより引用・編集)
https://bizeigojutsu.wordpress.com/about/
- - - - -【神田 房枝 氏 略歴】- - - - -
株式会社エグゼクティブボイスジャパン代表/法人教育コンサルタント。日本航空退職後、米国イェール大学にて修士(東アジア学)、博士号(美術史学)取得。
在学中にニューヨークメトロポリタン美術館でキュレーターアシスタントを務め、その後、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン大学講師を経て、ボストン美術館研究員となる。現在は法人教育コンサルタントとして、ビジュアルIQトレーニング、グローバルコミュニケーション力を275項目以上にわたって科学的に精査するオンラインアセスメント(E-CAP)など、真に有意義なスキルを効果的に向上させる方法を研究、開発、講義している。
熱心な絵画コレクターでもある。国際美術史学会誌『アートブリテン(Art Bulletin)』を含め日米での書籍、記事の出版多数。
(ご本人公式サイトより転載)
http://www.fusaekanda.com/#about
----------------------------------------
(クルズス … 当院内で開催している、主に研修医向けの講義のこと)