オプション検査の補足説明

PET-CT (院外実施)

PET-CTは、高い精度で全身のがん検査ができる最先端の医療機器です。
がん細胞は、正常な細胞に比べて、活動が活発で、より多くのブドウ糖を必要とします。その性質を利用し、ブドウ糖に良く似た薬剤を注射し、PET-CT装置で撮影すると、活動が活発な細胞(がん細胞)は周りの正常な細胞に比べて強い光を放ちます。

PET-CT 装置

PET-CTの特徴

  • 10mm程度の小さながんの診断が可能
  • 短時間で全身のがん検査が可能
  • 腫瘍の良性・悪性の判定、がん進行度の診断が可能

PET-CT 画像フィルム

歯科口腔疾患検査

 診察及びパノラマ撮影等の2種類のレントゲン検査を行い、歯、歯周組織の疾患だけでなく口腔全体の腫瘍の有無などを調べます。

ピロリ菌検査 (便採取法、内視鏡下生検法)

 胃・十二腸潰瘍等の原因にもなると言われている、ピロリ菌の有無を調べる検査です。
 便採取法はご自宅で便を採取していただき検査を行います。内視鏡下生検法は、上部消化管内視鏡検査を実施した際に胃の組織を採取し検査を行います。
 なお、検査精度はほとんど変わりません。

HPV検査 <ヒトパピローマウイルス検査> (高リスク判定)

 HPVは子宮頸がんを発症させるおそれのあるウイルスであり、子宮頸がん検診の検査方法として注目されています。従来の子宮頸がん検診を併用して行うことにより、検診の精度を向上させます。

骨密度検査

 年齢を重ねるごとに、骨密度が低下し骨がもろくなります。これが骨粗しょう症で、腰痛、脊椎の変形、ちょっとしたことで骨折してしまう原因になります。この検査で骨の状態を知ることができます。DEXA法による測定を行っています。

腫瘍マーカー検査 (シフラ、ProGRP、CA125、CA19-9)

 ある種のがんでは、一定の血液検査項目が高値になります。検査方法は採血のみです。ただし、初期のがんでは数値として現れない場合があるなど、あくまでもがんの補助診断として役立てようとするものです。

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