認定看護師・専門看護師

認定看護師・専門看護師

 認定看護師・専門看護師とは、特定の分野で専門的な知識と熟練した技術を用いて、水準の高い看護実践(実践・指導・相談という3つの役割を果たすこと)のできる看護師です。
 認定看護師・専門看護師の存在は組織にとって大きなエネルギーとなり、その活躍は際限なく広がるものと思います。

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糖尿病看護認定看護師(DN)  開 まゆ子 

~糖尿病を持つ患者がより
    よい生活を送るための手助けになるように~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 糖尿病看護の分野に興味を持ったのは、入職して3年目の頃です。自宅での治療を諦めて入退院を繰り返している糖尿病患者さんへ、どのようにケアを行ってよいか分からず悩んでいました。糖尿病看護について学ぶために糖尿病療養指導士の資格を取得し活動していましたが、「今の自分の看護では、患者さんの役に立つ指導や看護が十分にできていないのではないか」と思い、更なるステップアップのために糖尿病看護認定看護師を目指しました。

――どのような活動をしていますか?

 糖尿病をもつあらゆる発達段階の患者が生活の質を落とすことなく生活できるように、多職種と連携しながら支援を行っています。フットケア外来、透析予防外来、療養相談外来を開設しています。

がん性疼痛看護認定看護師(CPMN)  森山 恵 

~がん患者の痛みに寄り添ったケアを~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 がんの痛みが取りきれず、苦しんでおられる多くの患者さんと関わってきたことがきっかけです。
がんは日本において2人に1人が罹患し、がん患者さんの30%は診断時からすでに痛みを経験していると言われています。がんの痛みは非常に複雑で、様々な種類・強さの痛みが生じ、そのコントロールはとても困難です。そこで、これらの痛みを緩和できるアセスメント能力を培い、専門的な知識を身に付けて活動を行いたいと考えました。

――どのような活動をしていますか?

 緩和ケアチームのメンバーとしてチーム活動を行い、がん看護外来を開設しています。患者・家族が抱える様々な苦痛を緩和し、その人らしい人生を送れるように、看護職及び多職種と連携しながら支援を行っています。

皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)  岸田 智子 

~患者一人ひとりの生活をサポート~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 私が当院に入職したとき、ストーマを造設する患者さんは年間十数名いました。ストーマは個別性が大きく、人によって選択装具が異なるのですが、当時は社会復帰用装具が1種類しか用意されていない状況でした。私自身、以前勤めていた病院でもストーマ保有者の看護を行っていたものの、知識や技術が乏しく、患者さんに適切な指導ができないことにもどかしさを感じていました。また褥瘡に対しても、適切な処置と対処を行っているはずなのに改善しないこともありました。そこで確かな知識と技術を習得するために皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)教育を受けることにしたのです。

――どのような活動をしていますか?

 ストーマや創傷をはじめ、皮膚と排泄に関するケアを患者・家族と相談しながら社会復帰に向けた活動を行っています。在宅では褥瘡処置やストーマケアなど、地域の医療職の方々と連携した活動を行っています。

感染管理認定看護師(IC)  橋 三千代 

~院内感染発生ゼロを目指して~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 院内感染が社会問題になっている現在、感染管理は医療機関の運営に不可欠であり、職員一人一人が院内感染対策の推進に積極的に取り組むだけでなく、組織として病院全体が包括的に実践しなければなりません。
私自身10年近くICTのメンバーとして活動するとともに、地域連携感染防止対策の共同カンファレンスに参加する中で、当院にも組織横断的に感染対策に取り組む部署が必要だと感じていました。そのためには専門的な知識やスキルを習得した認定看護師が必要であることから、感染管理認定看護師を目指すことにしました。

――どのような活動をしていますか?

 院内感染の発生状況を分析し、必要な防止対策を講じるための環境を整える活動をしています。また、医師会・地域連携医療機関・ボランティアの方々へ感染対策についての情報提供も行っています。

がん化学療法認定看護師(CCN)  藤田 富美代 

~がん患者への身体的・心理社会的支援の提供~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 外来化学療法室に勤務するようになり、がん化学療法看護の勉強を始めました。本を買ったり、研修に参加したりして勉強しましたが、がん患者さんのケアをする中で、がん化学療法看護の難しさと共に、やりがいのある仕事だと思うようになりました。外来化学療法室で治療を受ける患者さんに、治療の副作用に対するケアや不安について、自分なりに対応していました。しかし、これで本当に良いのだろうか、もっと深く学びたい、専門的な知識を身につけて、患者さんによりよいケアを提供したいと考えるようになり、がん化学療法看護認定看護師を目指しました。

――どのような活動をしていますか?

 外来化学療法室での投与管理、抗がん剤の副作用に対するケアや対策の指導を行っています。がん看護外来では、がんと診断された患者及び家族に寄り添い、相談・支援を行い、辛い気持ちや不安の軽減に努めています。

認知症看護認定看護師(DN)  村上 美千代 

~高齢者や認知症のある方に笑顔で優しい看護を~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 私が認知症看護認定看護師を目指したきっかけは、患者さんが突然の入院環境になじめず混乱した状況下となり苦しんでいる姿を見て、どうしたら良いのか悩む場面が多くなってきたからでした。しかも、ケアする側の看護師たちも戸惑い、より良いケアが見いだせずにいたこともありました。私は、看護師のより良いケアの方向性を導き出し、それが患者さんに貢献できる方法を見つけ出したかたったことがきっかけとなりました。

――どのような活動をしていますか?

 2020年12月より、認知症(もの忘れ)看護外来を開設しました。認知症の有無にかかわらず、ご本人やご家族の方の心配事などについてご相談下さい。専門医がいないため精査治療はできませんが、問題解決に向けて一緒に考えましょう。

慢性心不全看護認定看護師(CHFN)  川本 令子 

~心不全患者とその家族に寄り添うケア~

――認定看護師になろうと思ったのはなぜですか?

 私が心不全看護に興味を持ったのは当院に入職して2年目の頃です。入院する心不全の患者さんやそのご家族との関わりの中で「この看護でよかったのだろうか」と、自分の知識不足や経験不足を実感したからです。心不全看護の学びを深めることで、患者さんにより良い看護を提供したいと考え、認定看護師を目指しました。

――どのような活動をしていますか?

 患者さんのその人らしさを大切にしながら、心不全療養のお手伝いをさせていただきます。院内・院外を問わず多くの医療職種と連携しながら患者さんの生活を支えていけるように取り組んでまいりたいと思います。

認定看護師の活動状況

・手術看護分野

 患者様の手術侵襲が最小限になり、二次的合併症を予防し、術前、術中、術後の回復過程を促進するよう術中の看護を実践しています。

・認定看護師便り

 様々な職種の方に認定看護師の仕事を知ってもらうことを目的として、当院での認定看護師の活動内容をポスターにして、院内掲示板に掲載しています。

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最新号 Vol.38[PDF形式/869KB]

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