看護部について

看護部長からのメッセージ

 西宮市立中央病院は、西宮市の唯一の公的病院です。大正14年に町立診療所として開設されて以来の長い歴史があり、多くの市民・地域の方々に利用されてきました。病院の基本理念は「市民に愛され、親しまれ、信頼される病院であるよう」であり、心温かな医療、看護が提供できるよう、多職種と連携し、チーム医療の推進に努力しています。

 看護部の理念は、「心温かな看護、安全な看護、患者中心の看護、地域に開かれた看護」を提供することです。私たち看護部は、一人ひとりの患者さんのご意向を大切にし、患者さんやご家族の意思決定支援の役割を担え、地域社会に貢献できる確かな看護技術を提供できる看護職を育成することを目指しています。

 当院は2025年に、県立西宮病院と統合し、高度急性期医療を担う病院になります。この大きな変化にも柔軟に対応できる看護師の育成が重要だと思っています。そのため、ラダー別研修を実施し、自分自身でキャリアが構築できる自律した看護職になるよう人材育成に力を注いでいきます。

 今後も地域の皆様に信頼される病院であり続けるよう、質の高い看護の提供に向けて、より一層努力してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

                               看護部長 大内 智恵

理念

私達は、良質で、信頼される看護をめざします。

  1. 心温かな看護
  2. 患者さま中心の看護
  3. 安全な看護
  4. 地域に開かれた看護

基本方針

  1. 患者さまの、命の尊厳と人権を尊重した心温かな看護を提供します。
  2. 事故防止に努め、患者さまに安全な看護を提供します。
  3. チーム医療の中で看護職の役割を果たします。
  4. 患者・家族が地域で継続した医療・看護を受けられるように、地域との連携を深めます。
  5. 業務の効率を図り、病院経営に貢献します。
  6. 看護実践能力の向上に努め、患者さまに確かな看護を提供します。
      

看護部からのメッセージ

―ともに学び、ともに高め合う―

 医療は、患者さんを中心とした多職種のチームにより提供されています。

 私たち看護師は「患者さんと共に喜びを感じる」をコンセプトとして、専門性の高い看護だけでなく、倫理性や人間性に重きを置いた「心温かな看護」を患者さんに提供しています。また同時に、医療チームのメンバーと連携・調整を行い、患者さんがチームの中心となれるよう、コーディネーターとしての役割も果たしています。

 また、仕事のやりがいは勿論のこと、キャリアの開発も重要と考えています。 看護師は皆、「より良い看護」を目標として看護業務に従事しています。各職場で日々の看護実践と自己研鑽を積み重ねるうち、各々の看護観が確立され、それが看護師としてのキャリア形成につながります。

  
 
看護部では、看護師一人一人が自己の看護観を育みながらキャリア形成を行っていけるよう、以下のような支援を行っています。

 まず、専門性の向上については、認定看護師が中心となって、看護実践および研修・指導・相談に携わり、各職場における看護の質の向上を図っています。また、認定看護師の資格取得についても、資格取得支援制度によるバックアップを行っています。

 働き方の多様化については、2020年度にPNS(パートナーシップ・ナーシングシステム)を開始し、看護師同士が信頼し、支え合い、認め合いながら、業務を行っています。

 キャリア支援全般については、2016年に「看護実践支援室」を開設し、院内の研修・教育プログラムを体系化するとともに、クリニカルラダー、キャリア開発ラダー制度を活用して、看護師一人一人に応じたキャリア支援を充実させています。
 院内だけでなく、院外研修や学会への参加、院内外の関係部門との交流会、災害対策活動への参加などにも積極的に取り組んでおり、幅広い分野で活躍できる看護師の育成に力を入れています。

 

 看護師の思い、キャリアの発展が叶えられるよう、看護部は今後も支援を続けていきます。

  

ページトップへ戻る