リンパ浮腫外来

~リンパ浮腫とは~

  • リンパ管の先天的な不具合や外科的手術・放射線治療、外傷などによって、リンパ液の流れが悪くなったり遮断されたりすることによって起こる、高たんぱく性のむくみです
  • 治療後すぐに症状が出る人もいれば、10年~20年経ってから症状が出る人もいます
  • 症状が進行してからでは治療にも時間がかかり、元のように戻すことは難しくなります

 

そこで・・・

リンパ浮腫にならないように、普段の日常生活に予防の為のケアを取り入れ、「浮腫かな?」と思ったら早めに相談する、早期発見・早期治療が基本となります。

~リンパ浮腫外来では~

  • 「リンパ浮腫指導技能者」の資格を有する看護師が、患者さん、家族の方に対し、リンパ浮腫の改善策や、重症化の予防策としてのスキンケアや生活指導、および弾性包帯や着衣による圧迫療法、リンパドレナージなどを行っています。

<詳細な内容>

対象者

主治医がリンパ浮腫外来受診を必要と判断した方

(例)乳癌のリンパ節廓清を伴う手術を受けた方や、子宮癌、前立腺癌など骨盤内リンパ廓清を伴う手術を受けた方

外来日

金曜日の14時~、15時~(1人・1時間枠の完全予約制)

※受診方法は主治医の初回診察時にご説明いたします

依頼方法

基本は主治医からの依頼です。
その後、主治医と指導技能看護師が受診を検討し予約します

治療内容

スキンケア、弾性着衣や弾性包帯による圧迫療法、リンパドレナージ、運動療法の中で症状に合わせて組み合わせた治療を行います

指導内容

  • 日常生活指導

(例)家事、仕事、外出時、食事、運動、入浴、スキンケア、睡眠、服装、姿勢、ペットとの関わり方、ガーデニングなどの趣味、など

  • 弾性着衣装着方法と取り扱い方法

受診費用

保険適用外の自費診療となります(1時間4,050円+税)

※保険での受診と自費診療を同時に受ける事はできません

材料費用

弾性着衣・弾性包帯は医師の指示書により、療養費払いの補助が受けられます

弾性着衣を装着指導している様子

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