病院事業会計決算
決算情報(令和5年度)
病院事業会計の決算情報を公表します。詳しくは4.決算資料をご覧ください。
なお、予算資料はこちらです。
1.病院事業収支(収益的収支)
当年度の病院経営に伴って発生する全ての収益と支出を表したもの。
現金の収支に関わらず計上する。(例:減価償却費など)
(グラフについて: ※税抜金額 ※十万円以下を四捨五入 ※各費目の%は構成比)
(1)病院事業収益 5,360 百万円
■入院収益 | 入院医療にかかる収入 |
■外来収益 | 外来医療にかかる収入 |
■国県補助金 |
国、県からの補助金(新型コロナ関連補助金など) |
■一般会計負担金・補助金 |
救急医療、高度医療などの経費の一部にかかる一般会計繰入金 (※市からの財政支援) |
■その他 | 室料差額、人間ドック・検診などの収入 |
(2)病院事業費用 6,336 百万円
■給与費 | 職員の給料、手当、法定福利費などの費用 |
■材料費 | 薬品、診療材料、給食材料などの購入費用 |
■経費 | 光熱水費、委託、賃借、修繕などの費用 |
■減価償却費 | 償却資産(医療機器など)の減価償却費用 |
■その他 | 研究研修費、資産減耗費などの費用 |
令和5年度 純損失 976百万円 (対前年度 982百万円の収支悪化)
決算のポイント解説
収益は、診療単価の減などによる入院収益の減少(▲15百万円)や、新型コロナウイルス感染症患者の受入病床を確保したことなどに伴う国県補助金の減少(▲1,035百万円)により、前年度に比べて1,074百万円(16.7%)減少しました。
一方、費用は、経費や減価償却費の減少などにより、前年度に比べて92百万円(1.4%)減少しました。 結果として、病院事業収益から病院事業費用を差し引いた純損益は▲976百万円となり、前年度と比べて982百万円悪化し、2年連続の黒字から赤字に転じました。
2.資本的収支
施設・設備の建設改良などに関する投資的な収入と支出を表したもの。
(※表中 [ ] 内の数値は、令和5年度実績)
(1)資本的収入 286 百万円
□企業債 | 施設整備、資産購入などにかかる企業債(借入金)収入 [4,350万円] |
□一般会計出資金 |
・建設改良や企業債元金償還にかかる一般会計繰入金 [2億3,000万円] |
□貸付金返還金 | 修学資金辞退者返還収入 [240万円] |
(2)資本的支出 278 百万円
□建設改良費 | 施設整備、資産購入などにかかる支出 [5,500万円] |
□企業債償還金 | 企業債(借入金)の元金償還支出 [2億1,800万円] |
□一般会計からの 長期借入金償還 |
一般会計からの長期借入金の償還支出 [530万円] |
令和5年度 収支差引額 7百万円 (対前年度 287百万円の増加)
3.一般会計繰入金(市からの財政支援)
★「一般会計繰入金」(市からの財政支援)についての詳しい内訳や説明はこちら
4.決算資料
過去の決算情報
【令和4年度 決算書】
【令和3年度】
【令和2年度】
【令和元年度(平成31年度)】
【平成30年度】
【平成29年度】